“ヲスクニ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:をすくに
語句割合
食国100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天照大神と御同胞でいらせられる処の、月読命の治めて居られる国が、夜の食国ヲスクニといふ事になつて居る。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
天つ神のまたしをお受けして、降臨なされて、田をお作りになり、秋になるとまつりをして、田の成り物を、天つ神のお目にかける。此が食国ヲスクニのまつりごとである。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其大部分として、「食国ヲスクニの政」が重く見られてゐた為に、献るの義に傾いたのだ。
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)