“ロビー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
溜間50.0%
控え間50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
溜間ロビーからすぐ昇降機で三階へ昇ると、自分で鍵をあけて住居の中へはいつて行くのを昇降機のボオイも見屆けてゐたといふのだつた。
ここへ配達にやつて來て、溜間ロビーに郵便物を置くとすぐ表へ出ましたが、途端に一臺の自動車が入口の正面に止まつたんです。
早速支配人に面會を求めると、優雅な音樂の響き漂ふ大食堂の方を眺めながら、ソオルは溜間ロビーの一隅で首を長くしてゐた。と、やがて支配人が姿を見せて
控え間ロビーへすら決して姿を現さなかった。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)