“レトリック”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
修辞法50.0%
美辞50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
急に黙ったのであたしが参ったとでも誤解したらしく、ママ一流の修辞法レトリックでチクチクやりだした。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
デュウゼは意識した美辞レトリックによって見物を刺激するのではない。舞台に出た時には吾人はデュウゼを見ずしてジョコンダを見、アンナを見る。自分を全然見物に忘れさすのは彼女の第二の天性である。
エレオノラ・デュウゼ (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)