“メカニカル”の漢字の書き方と例文
語句割合
機械的100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところで氷の結晶には、不思議な性質があって、結晶主軸の方向と、それに直角の方向とでは、機械的メカニカルの性質が、まるでちがうのである。
アラスカの氷河 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
機械的メカニカルに失しやすい法律の運用に、一味の人情味を加えるということは、裁判官としても、愉快なことであるに違いありません。
若杉裁判長 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
骸子のころがり方を支配する力は、現在までの科学では機械的メカニカルの力ということになっている。それに精神力が作用するとしたら、それは現代科学の基礎をゆるがす大問題である。