“ベンネビス”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
涅毘50.0%
涅毘山50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(春の日、暖かい風が吹いて渓の色も濃く、車窓より一望すれば、胸にたまった旅のつかれも洗われる思いがする。スコットランドの山の奥深いところは春のおとずれも遅く、白雪が天にあるような涅毘ベンネビスの峰がそびえている。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
(日暮れのおそい春の日、暖かい風に谷の色あいも濃く、車窓より一望すれば心の中が洗われる思いがする。スコットランドの山々の奥深いところでは春のおとずれも遅く、白雪におおわれた涅毘山ベンネビスの峰が天にかけられたようにそびえている。)
西航日録 (新字新仮名) / 井上円了(著)