“涅毘山”の読み方と例文
読み方割合
ベンネビス100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(日暮れのおそい春の日、暖かい風に谷の色あいも濃く、車窓より一望すれば心の中が洗われる思いがする。スコットランドの山々の奥深いところでは春のおとずれも遅く、白雪におおわれた涅毘山ベンネビスの峰が天にかけられたようにそびえている。)
西航日録 (新字新仮名) / 井上円了(著)