“プリムス”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石油焜炉50.0%
石油コンロ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石油販売所の石段から、買いての列は町角のタバコ売店(キオスク)の前まで連った。女ばかりであった。ナースチャの後には石油焜炉(プリムス)を下げた婆さんが立っていた。
赤い貨車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
石油焜炉(プリムス)を片手に下げながら婆さんは、往来から拾った吸いのこりのタバコをふかしていた。
赤い貨車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
台所の外についている露台に石油焜炉(プリムス)を持ち出し、洗濯物をにては盥のなかでもむ。オルロフが、すべるように猫背でやって来た。台所の戸は、箒をつっかって開け放しだ。
赤い貨車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
レーニンも照覧あれ! モスクヷ文化象徴である石油コンロ(プリムス)、薬カン、人別手帖で買ったところの貴重なパンの塊、ソーセージ、——つつましき人生の全必需品がもち込まれて居るのだ。
無題(七) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)