“パリイゆき”の漢字の書き方と例文
語句割合
巴里行100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
リオンから夜更けて乗つた巴里行パリイゆきの汽車の三等室は途中で降りる労働者を満載して居たが、労働者同志で座席の事から喧嘩を初めて、酒気を帯びた一人がピストルを取出して輪のやうに振廻した。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)