“スパア”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
円帆50.0%
桿浮標50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
艙底ホウルドに水が這入っていないことで、何処も漏っていないことが判るし、円帆スパアも、ロウプも帆も、凡べて在る可き所にあって、帆船としての設備、備品等、完全でそして清潔である。
海妖 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
何かしら其の証跡——桿浮標スパア、救命帯、甲板椅子、屍体など、比較的浮揚力の多い物——が現場附近の海面に流れていて、船の運命を暗示していなければならないことは前に言った。
沈黙の水平線 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)