“スタールイ・ゴーロド”の漢字の書き方と例文
語句割合
旧市街100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その旧市街スタールイ・ゴーロドにも、きょうがワルシャワのメーデーだという気配はちっともなかった。おそらくはきのうと同じような貧しさ。不潔さ。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
そう云わないだろうか。そういう召使自身はポーランド人であり、旧市街スタールイ・ゴーロドへは足もふみ入れたことがない、ということを誇りとしていることもあり得るのだ。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
その人生は、旧市街スタールイ・ゴーロドのくさい建物につめこまれているおびただしい人生とはちがうし、伸子が名を知らないあの陰気な広場へ赤旗をもって行進して来た人々の人生ともちがう。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)