“コペンハーゲン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
忽辺50.0%
忽都50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(一路に秋の気配が生じて旅人の衣を冷やし、風車はめぐりて夕陽はかすかになる。忽辺コペンハーゲンの市外のあたりはひろびろとして海のごとく、はるかに牧童が子牛をひいて帰るのが見えた。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
(けぶる月がかすかに、帆柱の姿も孤独に見え、風はおさまってデンマークの海は静かで湖のようである。電光のひとすじ照らすのは灯台の灯であり、暗いなかにもすっきりと忽都コペンハーゲンがみとめられる。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)