“カルバス”の漢字の書き方と例文
語句割合
平底船100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岸のすぐ下に、渡船夫の間では平底船カルバスと呼ばれる大きなはしけの影が、黒々とにじんでいる。遙か向う岸には、消えかけたり燃え上ったりしながら、蛇のように這う野火がある。これは去年の草を焼くのだ。
追放されて (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)