“カクネイ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下町調50.0%
倫敦風50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ブラウン氏は、職掌柄しょくしょうがらこういう激情的なちまたの女を扱い慣れているので、すぐに得意の下町調カクネイでくだけて出ながら、ライオンスの口からその話というのを引き出した。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
歯切れのいい倫敦風カクネイの英語で応答しながら彼は大得意だった。そして誰も彼の逃込んで来た理由を尋ねはしなかった。国籍不明の彼等にとってそんな事はてんで問題でなかったのである。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)