“ウカレビト”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
流離民50.0%
漂浪民50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此等の海及び山の流離民ウカレビトが、国中を漂遊して、叙事詩、抒情詩を撒布して歩いた形から、其が諸国に諸種の文芸を発生する事を述べるのは、此からである。
合理的な議論を立てれば、人まじはりの出来ぬ漂浪民ウカレビトの女だから、畜生と見て狐になつて去つたといふのであらう。
信太妻の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)