“をんなきんちやくきり”の漢字の書き方と例文
語句割合
女巾着切100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
相客といふのは、先刻街道筋で、女巾着切（をんなきんちやくきり）を介抱してゐる時、近々と眺め乍ら、素知らぬ顏をして通つて行つた、二人の浪人者に紛（まぎ）れもなかつたのです。
銭形平次捕物控：082 お局お六 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
「やい／＼／＼、馬鹿な事をすると勘辨しねえぞ、女巾着切（をんなきんちやくきり）を捕まへたんだ、これが見えねえか」
銭形平次捕物控：031 濡れた千両箱 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)