“わらうだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
藁蓐50.0%
藁褥50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、苦しゅうない。これへ召しのぼせて藁蓐わらうだをあたえい」と、忠通はあごで招いた。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ここが一番広い座敷で、きょうの賓客まろうどのおもな者は大抵ここに席を占めていた。兼輔も藁褥わらうだの上に引き据えられて又もや酒をしいられた。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)