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わたぬきせいじ
ふりがな文庫
“わたぬきせいじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
綿貫清二
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
綿貫清二
(逆引き)
その翌朝、影男は尾久のあき地へ、地主
綿貫清二
(
わたぬきせいじ
)
となって姿を現わした。和服にもじり
外套
(
がいとう
)
を着てソフトをかぶった小金持ちというかっこうである。
影男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
このやせ男は
速水荘吉
(
はやみそうきち
)
、あるいは
綿貫清二
(
わたぬきせいじ
)
、あるいは
鮎沢賢一郎
(
あゆさわけんいちろう
)
、あるいは
殿村啓介
(
とのむらけいすけ
)
、あるいは宮野緑郎、あるいは、あるいは……と、無数の名を持っていた。
影男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
あるいは
速水
(
はやみ
)
荘吉、あるいは
鮎沢
(
あゆさわ
)
賢一郎、あるいは
綿貫清二
(
わたぬきせいじ
)
、等々の人物として、そのときどきの使いのものから、この局留め郵便物を受け取っていたが、その中に、近ごろは毎回のように
影男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
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