“ろうほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
老彭66.7%
弄庖33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「私は古聖の道を伝えるだけで、私一箇の新説を立てるのではない。古聖の道を信じ愛する点では、私は心ひそかに自分を老彭ろうほうにも劣らぬと思っているのだ。」
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
殷の賢大夫老彭ろうほうがそうであった。わしは及ばずながら、老彭にあやかろうと思ったのじゃ。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
味の季節を知る者がいわゆる食通であって、料理の真髄を語り、弄庖ろうほうの快を説く者は必ず物の性質をきわめておかねばならない。
季節の味 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)