“むらざ”の漢字の書き方と例文
語句割合
叢咲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
息子は退さがってゆく。そして隠居所の裏を見まわした。黒々と牡丹の叢咲むらざきしている前に、海北友松は、ぽつねんと、膝を抱いて、眺め入っていた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)