“まつえちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
松枝町100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸では安政六年の九月、神田のお玉ヶ池(松枝町まつえちょう)に種痘所というものが官許の看板をかけました。
半七捕物帳:56 河豚太鼓 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
地名としては神田松枝町まつえちょうのあたりを総称して、俗にお玉ヶ池と呼んでいたのである。その地名が人の注意をひく上に、そこには大窪詩仏や梁川星巌やながわせいがんのような詩人が住んでいた。
半七捕物帳:36 冬の金魚 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)