“まいはだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
填絮33.3%
槇肌33.3%
真茹33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしわたしは前もってそういう種類の填絮まいはだは十分こしらえてあったのだ。
まず砲口を四十五度の仰角にひきあげ、薬室に火薬を込め、その上に槇肌まいはだを巻いてつくった丸い板を置き、榴弾を入れ、湿った草を榴弾と砲腔の隙間に固く詰めこんだ。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
航海にいるものは、帆布、真茹まいはだ、椰子の繊維で編んだ丈夫な綱、釣道具、海峡を渡るときの食料として、乾バナナ若干です。
手紙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)