“びだつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
敏達100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諸葛亮しょかつりょうの九十時に赤き彗星ありしは、その死去を告ぐるものとなせり」わが朝にありては、欽明きんめい天皇のとき、仏を入れたるために疫病流行せり、敏達びだつ天皇のときも同断なり。
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)
わが朝においては、欽明天皇のとき、仏教が渡来して疫病が流行し、くだって敏達びだつ天皇の朝に至って、また疫病流行し、嘉永年間、米国の軍艦が渡来して彗星が現れたということがあります。
妖怪学一斑 (新字新仮名) / 井上円了(著)