“はらがま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
原釜50.0%
肚構50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
原釜（はらがま）の海水浴に行つた時には、私達は馬車も車もあるといふ中村で下りずに、その一つ手前の新地駅で下りた。
旅から帰つて (新字旧仮名) ／ 田山花袋、田山録弥(著)
老臣や一族をあつめて評議をひらいたのは、その肚構（はらがま）えを知らすためであって、穏健なる保身の方法や、旧態以下の領土の保持策を訊くためではなかった。
新書太閤記：02 第二分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)