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はなぐも
ふりがな文庫
“はなぐも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
花曇
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
花曇
(逆引き)
花曇
(
はなぐも
)
りの空が、刻一刻に天から、ずり落ちて、今や降ると待たれたる夕暮の
欄干
(
らんかん
)
に、しとやかに行き、しとやかに帰る振袖の影は、余が座敷から六
間
(
けん
)
の中庭を隔てて、重き空気のなかに
蕭寥
(
しょうりょう
)
と見えつ
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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