“ねずみじゆす”の漢字の書き方と例文
語句割合
鼠繻子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のみならず火の気のない部屋の寒さは、床に敷きつめた石の上から、次第に彼女の鼠繻子ねずみじゆすの靴を、その靴の中の華奢きやしやな足を、水のやうに襲つて来るのであつた。
南京の基督 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)