“にせぶんがくしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
偽文学者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苦しんだのは耶蘇ヤソ孔子こうしばかりで、吾々文学者はその苦しんだ耶蘇や孔子を筆の先でほめて、自分だけは呑気のんきに暮して行けばいいのだなどと考えてるのは偽文学者にせぶんがくしゃですよ。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)