“にぎえみし”の漢字の書き方と例文
語句割合
熟蝦夷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近きは熟蝦夷にぎえみし、これは日本に内属し、次は麁蝦夷あらえみしで、最も遠きを都加留つがるというとあって、そのころまでもなお生蕃なる麁蝦夷よりもさらに奥地において
秋田・渟代ぬしろ(能代)の辺はすでに、斉明天皇朝に阿倍比羅夫の遠征によって郡が置かれ、当時津軽の辺にまで、内地化したる熟蝦夷にぎえみしがいたほどであった。
春雪の出羽路の三日 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)