“たをこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
多緒子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして多緒子たをこは赤ん坊の顏を時々見つめながら、彼女の頭にはいろ/\の幻が、走馬燈のやうにまつはつてゐるのであつた。
(旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
丁度夏に向つてる、すべての新鮮な若葉とおなじやうに、多緒子たをこの産んだ赤ん坊は生き/\と心よくすこやかに育つた。
(旧字旧仮名) / 素木しづ(著)