“たけべかたひろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
建部賢弘100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは円理の算法とわれ、和算の上でははなはだ名だかいものなのですが、円弧の公式を実際につくり上げたのは、門人の建部賢弘たけべかたひろであったとうことです。
関孝和 (新字新仮名) / 石原純(著)
和算家の中には関孝和の門人中に建部賢弘たけべかたひろの兄弟三人があるが、旗本の有力家の子であった。有馬頼徸よりゆきは久留米侯で数学に達し、著述中には見るべきものもある。一関の家老梶山次俊も数学に達した。
なお門人建部賢弘たけべかたひろの名で「発微算法演段諺解はつびさんぽうえんだんげんかい」並びに「研幾算法けんきさんぽう」と題する書物が出ていますが、これらも実は孝和の考えに出たものであろうとわれています。
関孝和 (新字新仮名) / 石原純(著)
前にも名をしるしました建部賢弘たけべかたひろとか、またその外に荒木村英あらきむらひでとか、それからその後の時代になって久留島義太くるしまよしひろ松永良弼まつながよしすけ山路主住やまじぬしずみ安島直圓あじまなおのぶとか、藤田定資ふじたさだすけ會田安明あいだやすあき和田寧わだねいなど
関孝和 (新字新仮名) / 石原純(著)