“せんゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
顓叟50.0%
顓臾50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仰しゃることはごもっともですが、しかし現在の顓叟せんゆは、要害堅固で、季氏の領地のにも近いところでございますし、今のうちに始末を
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
季氏が魯の保護国顓叟せんゆを討伐しようとした。季氏に仕えていた冉有と季路とが先師にまみえていった。——
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
もっての外だ。私は、季孫の憂いの種は、実は顓叟せんゆにはなくて垣根のうちにあると思うがどうだ。
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
ところで『論語』によれば、冉有と季路(仲由)とが季氏の臣として働いていたのは、季氏が顓臾せんゆを伐たんとしたときであった(季氏一)。この季氏は一体誰であったか。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)