“すじょうしらべ”の漢字の書き方と例文
語句割合
素生調100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから疵物きずものでもずん/\片づいて行く。尤も疵物は大抵貧しい者にやられる。潔癖は贅沢だ。貧しい者は、其様な素生調すじょうしらべに頓着しては居られぬ。金の二三十両もつければ、懐胎かいたいの女でももらう。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)