“しんけんのぶあつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
榛軒信厚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蘭軒が歿した後、嫡子榛軒信厚しんけんのぶあつが伊沢分家を継いだ。榛軒は二十六歳を以て主人となつたのである。その家督を命ぜられた月日の如きは、記載の徴すべきものが無い。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
此年蘭軒は年三十三、妻ますは二十七、嫡子榛軒信厚しんけんのぶあつは六つ、次子常三郎は五つであつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)