“しつくひば”の漢字の書き方と例文
語句割合
漆喰場100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時々看護婦などが洗ひ流した漆喰場しつくひばを歩く下駄の音が高く私の耳に響いた。私は固い木枕の上に仰向になつて、硝子天井を見つめたり、また眼を瞑つたりして居た。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)