“しきじき”の漢字の書き方と例文
語句割合
色食100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空からは縹緲たる天楽が、不断に聞えて来る。おかんは、恍然としてそうした風物の中に、浸り切って居た。楽しい日が続いた。暑さも寒さも感じなかった。色食しきじきの慾もなかった。
極楽 (新字新仮名) / 菊池寛(著)