“このこたへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
斯答100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯答このこたへに力を得て、奥様は手紙の意味を丑松に話した。一身上のことに就いて相談したい——この手紙着次第ちやくしだい、是非々々々々出掛けて来るやうに、と書いて呉れと頼んだ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)