“こくづら”の漢字の書き方と例文
語句割合
九面100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此の漁村は九面こくづらといつてもう国が異つて居る。短い洞門をくゞれば直ぐに磐城の国であるといふことが散歩の度に私の興味を湧かせるのであつた。又洞門が暗い口を向けて居る。
隣室の客 (新字旧仮名) / 長塚節(著)