“きりたてち”の漢字の書き方と例文
語句割合
切立地100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒く焼けこがれた市街が、東にずっと続いていた。市街をめぐる山々は美しく、鮮かな緑に燃え、谷山方面は白く砂塵さじんがかかり、赤土の切立地きりたてちがぼんやりとかすんでいた。自然だけが、美しかった。
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)