“きよくひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
曲庇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
トルストイ翁が如何に酷烈にその論敵を取り扱ふ人であるかの事實さへも曲庇きよくひして省りみなかつたのである。
トルストイ翁論文 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
決して或る絶待的なるもの、永遠なるもの、変易せざるものを認めず。人間は自然の子なり。然れども自然は単に人間の母たる者にあらず。何物をも曲庇きよくひすることなし。