“きどくじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
奇特人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の足跡そくせきは関東にあまねく、神社仏閣のある所で、奈良井の大蔵の寄進札を見かけない霊場はないくらいだが、この奇特人きどくじんが、その金をどこから運んできているかは、誰も詮議せんぎをしてみた者はない。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)