“きたまち”の漢字の書き方と例文
語句割合
北町100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鍋久へは堅気の風をして来たそうだが、そいつは高輪たかなわ北町きたまちで草履屋をしている半介という奴らしい。表向きには草履屋だが、ほんとうの商売は山女衒やまぜげんで、ふだんから評判のよくねえ野郎だ。
半七捕物帳:49 大阪屋花鳥 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)