“かいこくさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
蚕臭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は度たび夢うつつの間に彼の両親の住んでいた信州の或山峡の村を、——殊に石を置いた板葺いたぶき屋根や蚕臭かいこくさい桑ボヤを思い出した。が、その記憶もつづかなかった。
玄鶴山房 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)