“いくさがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
戦語66.7%
戰語33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃までも、武辺者のならいで、飲めばすぐ往来の戦語いくさがたりである。その夜も、客のひとりが云い出した。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
尼子氏などの治乱興亡の戦語いくさがたりを、炉ばたに寄れば、見たこと聞いたこと、幼い者にして聞かせたことであろうし、若い者は、すぐ眼近まぢかにあった、高松城の水攻めの陣だの、その年の本能寺の変だの
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
尼子氏などの治亂興亡の戰語いくさがたりを、爐ばたに寄れば、見たこと聞いたこと、幼い者に聞かせた事であらうし、若い者は、すぐ眼近にあつた、高松城の水攻めの陣だの、その年の本能寺の變だの
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)