“あげはちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
揚羽蝶100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腹には揚羽蝶あげはちょうと木の葉がひつかゝり、片足の股の付根にカマキリが羽をひつかけて斧をふりあげて苦闘し、片股に油蝉がかゝつてゐる。中心の局所に蜘蛛が構へて目玉を光らしてゐるのである。
金銭無情 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)