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『常識家の非常識』
ふりがな文庫
『
常識家の非常識
(
じょうしきかのひじょうしき
)
』
僕等の如き所謂詩人が、一般に缺乏してゐるものは「常識」である。この常識の缺乏から、僕等は常に小説家等に輕蔑される。それで僕等自身もまた、その缺點を自覺してゐることから、常に常識的なものに畏敬し、常識學の修養につとめて居る。 この意味から、僕 …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「不同調 第六卷第三號」1928(昭和3)年3月号
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
頭腦
(
あたま
)
題名が同じ作品
常識家の非常識
(新字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)