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『常識家の非常識』
ふりがな文庫
『
常識家の非常識
(
じょうしきかのひじょうしき
)
』
僕等の如き所謂詩人が、一般に欠乏してゐるものは「常識」である。この常識の欠乏から、僕等は常に小説家等に軽蔑される。それで僕等自身もまた、その欠点を自覚してゐることから、常に常識的なものに畏敬し、常識学の修養につとめて居る。 この意味から、僕 …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
頭脳
(
あたま
)
題名が同じ作品
常識家の非常識
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)