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『シカゴの雉子』
ふりがな文庫
『
シカゴの雉子
(
シカゴのきじ
)
』
今年のシカゴは、何十年ぶりとかの、雪の少ない年であった。おかげで芝生はもうすっかり緑の姿をとり戻し、新しい芝の芽が、春の光に生き生きと萌え出してきた。 天気の良い日が、毎日のようにつづく。この頃土曜や日曜の朝は、おそい朝食のあと、ぼんやりと …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
映
(
は
)
雉子
(
きじ
)