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『梶井君』
ふりがな文庫
『
梶井君
(
かじいくん
)
』
なにがしの書物を持ちて 君を訪ふ慣ひなりしを 花をもて 訪ふ 垂乳根の 君の母とし語へど この秋の日に 君はあらなく すずろかに 鐘うち鳴らししまらくは 君のみ靈に 香をまつらむ 病いゆと 昔淋しき旅をせし 山の小徑を 夢に見しかな やうや …
著者
三好達治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
車輪
(
こま
)
岫
(
くき
)