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『稲の一日』
ふりがな文庫
『
稲の一日
(
いねのいちにち
)
』
一日が二十四時間であることは、人間ならば、子供でも知っている。しかし稲がそれを知っているかどうか、それは多分稲専門の農学者にも、よくわかっていないであろう。 稲がもし一日が二十四時間であることを知っていたら、話はそれでおしまいである。しかし …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
産業 > 農業 > 食用作物
初出
「世界」1946(昭和21)年12月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約34分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
分蘗
(
ぶんけつ
)
加里
(
カリ
)
勢力
(
エネルギー
)
瀰散
(
ディフュージョン
)