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『新宮』
ふりがな文庫
『
新宮
(
しんぐう
)
』
わがふるさとは熊野の首邑新宮(シングウと読んで下さい)古来の名邑である。シンミヤだのニイミヤなどといえば人に笑われるだろうし、わたくしにはふるさとの感じがない。 郷関は五十年前に出たから、ふるさとの新年は、やがてわが幼少年時の新年ということ …
著者
佐藤春夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「毎日新聞 夕刊」1962(昭和37)年1月12日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
邑
(
ゆう
)
詣
(
もう
)
詣
(
まい
)