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『冬の法隆寺詣で』
ふりがな文庫
『
冬の法隆寺詣で
(
ふゆのほうりゅうじもうで
)
』
十二月中旬、私は法隆寺詣でをした。私は青年のころから今日までに幾度この寺へ行ったことか。さして意味のある事ではないので、ただ何かのはずみで身に着いた習慣を追っているようなものである。半世紀あまりも前に、Y新聞の美術面担任記者となった時、それ …
著者
正宗白鳥
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「読売新聞」1958(昭和33)年1月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仏心
(
ほとけごころ
)
甍
(
いらか
)
百済
(
くだら
)
縹渺
(
ひょうびょう
)
鑑真
(
がんじん
)